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2025年8月31日日曜日

日帰り内房旅

夏休みの宿題。

ふいに千葉県の最南端に行きたくなったので、お盆期間にいきました。
お盆期間は3+5連休でしたので、どこかで行ければいっか~~と思っていましたが、5連休の初っ端で5時半に目が覚めてしまったので、最終目的地しか決まっていない状態で日帰り旅を始めることになりました。


チーバくんをご存知でしょうか。
赤い身体したアイツです。(知らない人はここをみてね チーバくん|千葉県ホームページ
(知らんかったけどSuicaのペンギンとデザイナーさん同じなんだ……)

アイツ、腹部に凶悪なブツを隠し持っているのですが、朝一番に立ち寄ったのはその凶悪なブツの先端。
富津岬です。

展望台があります。

まだ朝の8時台、人の気配が薄くて立ち入っていいのか不安になりつつ上っていくと、第一海堡がぼんやり見えます。
干潮のときは砂州がそこまで繋がるらしく……見たかったな……。


ここからしばらく海沿いの狭い国道を館山方面に向けて車を流していくと、見えてくるのはそれなりに有名な鋸山。
何で知ったかにもよるとおもいますが……マニアはTopGearで知っただろうし、千葉県民は義務教育期間に知るだろうし、きっかけはどうあれ、ここには崖を掘って作った観音像や大仏様があることで知られている場所です

千葉県は日本一平均標高の低いぺったんこ県ですが、房総丘陵はフツーに山ですし、車で行って百尺観音像を見るなら1000円払って有料道路+駐車場を使うのがおすすめです。頂上付近までいけます。
ここ、事前情報なしで行ったのですが、この有料道路がMT車殺しのえぐい急坂で、先行車が止まらないことを祈りながら走ってました……。
いい感じの切通し

百尺観音……30m……???


1時間半くらい山の中の石段を上り下りしていたらさすがに汗が止まらなくなりました。
案内図から受ける印象以上に高低差が大きくて、ちょっと歩いてみるか~程度の感覚で行くと泣くことになります
(体調のすぐれない人と足腰が弱い人は最短ルートで帰ってこいって注意書きがある程度にはきつい)

すでに11時半、疲労困憊で山を下りてひるめしを食べることにします。
道の駅とみうらでビワカレーセット。
枇杷の葉茶付き。渋い

本物のビワ食べたことないので申し訳ないがよくわからんけど、おいしかった。

富浦まできたら千葉県最南端もあと少し、ここからは房総丘陵を突っ切って最終目的地の野島岬へ。

登れる灯台があるので楽しみにしつつ、周辺を探索。
神社がありました。

立派な祠もありました。(先端が隠れるように撮ったのでセーフ)
(Twitterは時差投稿)

後から聞いた話ですが、この岩場のベンチも有名らしいですね。
眺めはめっちゃいいが風が強すぎて前髪飛んでく
登るなじゃなくて気を付けて行けなのがいい

階段とかないハード仕様なのが逆に好感もてる。
恋人と座るとなんとかっていう、ありがちな話もついてる。座る相手は付属しないけど

肝心の灯台は脇の建物に資料館があるので、観覧してからいくといいと思います。
灯台のてっぺんからの眺めはなかなか。海風が強烈なのでめちゃ涼しい。

近くの道の駅を覗いてから帰ろうと思ったらほぼ閉業状態だったので、海沿いの道をのんびり流しながら帰ることにしたのですが、道中おやつとしてビワソフトクリームを食べながら寄り道にいい場所ないか探していると、よさげな場所を見つけたので寄ることに。


桟橋です。
曇っていたし海風があるので特に苦も無くふらふらできました。
使われなくなった桟橋なので、船が着くことはないのだけど、いい場所なので人がそこそこ多い。
ここでひたすら海眺めて波打つ音を聞きつつ、遊んでる人を観察したりしていました。結局2時間半もやってた。

たまにこうしてなんもしない時間を設けると気分転換になるとはよく聞く話ですが、正直一人で2時間半も海眺めてるって……はたから見たらちょっとアレじゃないか……?
一人じゃなきゃそんな長時間いないというか、一人だからこんな長時間いたと言った方が正しかろうか、よくわからんのですが、とにかく景色はよかったです。
完全に暗くなってからの雰囲気もよかったです。



いい休日でした。今度は外房旅かなとおもうけど、こっちは距離長くなるから1泊必要そうな予感。ルートによって銚子か鴨川か勝浦か、このうちのどこかかな。九十九里も捨てがたい……。

2025年8月11日月曜日

【ウディタ】イルシェラート関連作の進捗(8)ちゃぶ台返し

ちゃぶ台を半返ししました。
ひっくり返すのと何が違うねんって感じですが……。

次回作は「システムは頑張らない」を目標にしていて、ワイド画面対応とUIの変更以外はなるべくイルシェラートのシステム群で作っていくようにしていたのですが、途中まで作ってみて、いくつか問題点が出てきました。

①なんも起きないマップが出てくる
今までの作品で採用していた街での会話イベント周りのシステムをほぼそのまま使って、原則1マップに1イベントを割り当てるようにして作っていました
この方式の良いところは、イベントを消さなければ、どこからでもそのマップへ移動すればイベントを再度見ることができるところです。
しかしながら1マップに1イベントを割り当て、イベントによっては分岐があって、それによってイベントが発生しないパターンが生まれてしまうと、なんも起きないマップを通過するだけ、という状況が発生してしまいます。
なにか作ればいいとは思うかもしれないですが、シナリオの性質上そこへ何かイベントを突っ込むというのは良い案とは思えず、かといって何も入れなかったらなんも起きないマップを通過するだけ。
このゲームはノベルゲームであり、何も起きないことに安堵する必要はなく、不要な空白が生まれることに価値があればいいですが、それも感じられない……。

②シナリオが途切れ途切れになる
各イベントを読み終わると場所移動選択が出てくるのですが……これは極端な話、数百文字読んだらアイキャッチ挟まるみたいなレベルに感じ、テキストに集中できませんでした
場所移動を挟んでいると感じさせたい場面以外は、切れ目なくテキストを表示したいところです。
一つ繋ぎにできないこともないのですが、そうなると任意のタイミングでマップを戻れる前提で書いたシナリオが成立しなくなってしまいます。


結局これらはマップにイベントを割り当てる方式による弊害ですので
これをやめて、別の方式を採用することにしました。

新しい方式は、1マップに全てのイベントを集約する方式です。
たぶん、フツーに作るならこの方式だと思うのですが、「システムは頑張らない」を目標に過去作システムの流用を考えすぎたために遠回りしてしまったみたいです
また、過去作から搭載こそすれ全く出番のなかった、「イベント終了後指定のイベントを連続で呼び出す」機能を使えば、切れ目なくテキストを表示できます。
ただしこれだけでは、シナリオの分岐が実装できないため、イベントセルフ変数の概念を導入して、それを参照して連続で呼び出すイベントを切り替えられる機能を追加しました。


これで①の問題は解決で、②の前半の問題も解決ですが、残る問題は「任意のタイミングでマップを戻れる前提で書いたシナリオ」をどうやって成立させるか。
この三連休で延々と頭抱えながら仕様をあれこれ考えてはボツにしを繰り返していましたが、今朝ようやく仕様がまとまりましたので、お盆の時期でシステムを組んでいこうと思っています。

まだね……組めてないんですよね……。
組めてから書こうとも思っていたのですが、組んだら流れでデータ入れ始める予感しかなかったので、また来月あたりにでも書ければいいかなと思っています。
ゲーム内で必須のコマンドでもありますしね。