2025年2月16日日曜日

10年ぶりの新作と作風と

Misskey.ioの方が開催している、3日で小説を執筆する企画に初参加しました。
お題は”こたつ”、文字数は原則3000文字(=1ノートの上限文字数)以内の縛りがあります。

前からいつかやりたいな~と思っていたのですが、ゲーム制作を優先していたためにできずじまいでした。

書いた小説はこちらから読めます
めっちゃ久しぶりの新作なので、ぜひ読んでね。

約2000文字を2時間半程度で書き上げてます。
最初は、どっぷり怪奇現象と対峙する話にしようとか、いや霊的な存在との遭遇みたいな話にしようとか、そんなことを考えながら書いています。ここ10年そんな話ばかり書いているからね。
ただ、500文字ほど書いてみたところでオチが行方不明なことにしばらく頭を抱えつつチョコ食べて考えて、頼ろうと思ったのは過去に書いた小説でした。

今となっては、自分が元々物書きを趣味にしていたことを知っている方はほぼいないと思いますが、ある程度の本数の短編小説を書いていました。
投稿していたサイトは消滅してしまったので、大半は自分のPCの中にしかないわけですが、その過去に書いていた話をいくつかつまんで読んで思い出すものがありました。
もともとは明るい日常のなかに起きる小さな事件みたいなものを書くのが好きだったなと。とにかく明るい話を書くのが好きなんですよね。

それからはとんとん拍子に構成が決まっていき、オチもすんなりはまって、久しぶりに気分よく書けたなと思っています。
新作は2015年6月の『かげゆく森』以来約10年ぶりだというのに、この”久しぶり”ってなんだよって感じもありますが……。

ここ10年で書いたゲームのテキストで一番もともとの作風が反映されているのが実は最新作の前半やサブイベントです。意識したわけではないけども。
でもチュートリアルパートの話の転がし方はもろにそれなんですよね。

別な世界観で話書いていても、そういうとこ繋がってるんだな……としみじみ思ってしまった、そんな話でした。

2025年2月7日金曜日

【ウディタ】イルシェラート関連作の進捗(3)シナリオ作業中③

これまでの作品は制作が順調なときほど進捗記事を書かなくなる傾向にありましたが、さすがになんも記録がないのもどうかと思ったので、書いていきます。
前回の進捗記事から1か月以上、年末年始はほぼ制作が止まっていたことを考慮すればほぼ1か月なので、頃合いといえば頃合い……?

Twitterのタグ「プレミアムウディタデー」でちょくちょくどんだけ進んでいるかを投稿していますが、140文字(タグ分含む)で細かい話をするのはできないので、たまにこうしてブログを書いていかないと、未来の自分が「なんで記録ねーんだよ……参考にならないやん……」とか言って嘆くんですよね……。

さて本題ですが、
現状、平日はちびちび本文を読んではちょっと書き足したり修正したりし、休日で1000~2000文字程度書き進めるというサイクルでやっています。
休日になんか予定が入るとかなければ、安定して作業は進むようになりました。

本文の文字数の着地予測は30000~36000文字に対して、現状約20000文字で残りが3~4割といったところなので、このままのぐあいで書き進めば予測通りの分量で着地するかな~~という感覚です。年末ちょい前くらいから書き始めて1か月程度で20000文字は結構早い方です、自分の中では。
ケルリートやイルシェラートの執筆は比じゃない時間がかかっています。

誰かが思い付きで変な条件分岐を追加しなかったらね、こんなもんなんです……。

例によって本文はVSCodeで書いていますが、行数がえらいことになってきており、スクロールするのが重労働になりそうです。
ゲームでの表示はいつものシステム(アドベンチャーゲーム向けモードを搭載して)を介する予定ですが、今回は完全にシナリオ先行制作なので、システムの仕様決め打ちでテキストファイルへ分割するしかなく、しかしそんな勇気は持ち合わせていないため、そのままひーこら言いながら書いています。

分割できない弊害は他にもあって、前にも話した通りシナリオ構成のやり方を『イルシェラート』と同じにした関係で条件による差分がぶくぶくに増えてしまい、これの管理が非常にキツく……イベント原案用のExcelのシートに全部フラグを書いてあるのですが、全て文章で書いているので、間があいてしまうと理解不能に陥りそう。
チャート作成用のツール導入も考えたのですが、条件が複雑すぎてスパゲティみたいになりそうで、かえって混乱しそうなので見送っています。

アドベンチャーゲーム作っている人のシナリオ作成時のフラグ管理どうしているのかなあ。
もう少し自分の脳みそ絞ったほうがいいかな……。