2019年5月16日木曜日

【レイユウサイ】装備できるスキル数が4つの理由

今さらな話ですが、今作っている次回作も同じ仕様なので、話をしておこうと思います。

ウディコンで寄せられたコメントのうち、
「セットできるスキル数が4つじゃ足りない」
というコメントがそこそこありました。

理由は2つ。
①快適に操作できるキー数の問題
②プレイヤーに要求する脳内メモリの問題

①は2つの考えにもとづいています。
1)とっつきやすさを考えるとウディタ基本システムの操作に可能な限り近いほうがよい
2)キーボード上で手の位置をほとんど動かさず操作可能な配置

ここからキー数と装備できるスキル数を、システム作りながらテストプレイして考えたところ、
「4キー+カーソルキーなら快適さとスキル装備数を両立できる」という結論にいたりました。

4つのキーをどう割り振るかは、
決定キー……どのゲームでもよく押すはずだから攻撃
キャンセルキー……ウディタ基本システムではメニュー起動とキャンセルなので同じ機能
サブキー……もう一つ攻撃ボタンほしいので攻撃
4つ目のキー……攻撃に割り当てるとスキルは3つしか装備できないが、切り替えボタンにするなら装備数を4つに増やせるから、セット切替
こんな感じの流れで決まりました。フワフワした感じですが、キーボードの配置を考えても、これがベターな解答だと思ってます。

よんでね.txtをよんでくれた方はご存知かと思いますが、
キーボード操作の場合、決定キーは「Z」、キャンセルキーは「X」、サブキーは「左Shift」、4つ目のキーは「A」です。
戦闘中は左Shift、Z、Aキーにそれぞれ薬指、人差し指、中指を置き、メニュー起動したいときは人差し指を右にスライドするだけで操作が完結します。

ゲームパッドでも右側の親指で操作するボタンはたいてい4つなので、4つに収めると操作しやすいはずです。

余談ですがウディコン開催中のバージョンでは4つ目のキーの反応が悪かったせいか、切り替えを使わずに遊んだ人が結構いたように思います……。
(キーレスポンスの調整の重要性がよくわかりました)

②は個人差あると思いますが、
個人的にはどのキーにどの技をセットしたか覚えていられる限界が4つだったので、それに合わせています。
おれは6つでも8つでもいけるぜというオクタコア脳みその持ち主も大勢いるかもしれませんが、自分のゲームなので自分に基準をもってきました。


レイユウサイの話はここまでにして、次回作で使うキー数の話もしておきます。
次回作は、5キー+カーソルキー操作です。
「見下ろし2Dのマップでジャンプできたらおもろいし、魔物の包囲から脱出したり地形を超えられたりしたらきっとおもしろいぞ」
など思いながら実装したジャンプスキルをもっとゲームに組み込んでいこうという考えから、ジャンプキーを追加しました。
ただ、1キー増えることによる操作難易度の上昇は無視できなくて、レイユウサイに比べてキーボード操作はつらくなりました。
キャンセルキー以外全部に指を常駐させたい場合は小指まで使うことになります。

ゲームパッドではRボタンやらRトリガーあたりに当ててもらう想定です。


さらに1キー増やせば、セット切り替え無しで4つスキル装備できるので試してみたのですが、キーボード操作でもゲームパッド操作でも操作性が苦痛だったのでボツにしました。
全員が箱コンで遊んでくれる、とかならまだやりようはあるかもしれませんが……。

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