本作のシステムの基本的なことをまとめました。
ネタバレはありません。
キャラの育成について
操作可能なキャラは、レベッカとシャルロッテの2人です。
ゲーム開始直後はレベッカのみの操作ですが、最初のエリアの途中で切り替えできるようになります。
レベッカ・・・高いHPと力、詠唱速度を持ちますが、反面生命力と信仰心は低め
シャルロッテ・・・バランス型ですが、知能がやや高め。ガード率もそこそこ育ちます。
技能は、3系統あります。
【武器】・・・持っている武器を使った技能。シャルロッテは短剣、レベッカは弓矢です。取ると力に補正がかかります。
【魔法】・・・火、水、雷の3属性攻撃とそれを補助する技能。共通です。取ると知能に補正がかかります。
【法陣】・・・設置型の技能で、回復、状態異常付与、攻撃、弱体化ができます。取ると生命力と信仰心に補正がかかります。
元々持つ長所を伸ばす技能系統を取ってもいいですし、弱点を補うように取ってもいいでしょう。
もちろん、どっちのキャラでも同じことができるように、全く同じ構成にしても良いでしょう。
ただし、「物理攻撃に強い魔物」「属性攻撃に強い魔物」といったように、特定の属性に強い相手は存在しますので、分けるのが無難です。
技能取得システムは、過去作とは異なります。
レベルアップで獲得できるポイントを割り振って技能を取得していきます。
技能は先に述べた通り3系統に分かれており、それぞれの上位技能は、その系統で取得した技能のSLvを全て合算した値(以降ツリーレベルと呼びます)を満たすのが前提となっています。
すなわち系統内の技能はすべて上位技能の前提技能と言えましょう。
どの技能を取って上位技能を目指すかは、プレイスタイルに合わせて決めていきましょう。
なお、ゲーム中ではツリーレベル条件を満たさない技能は、灰色で表示されます。
アイテム作製について
レベッカの母親が執筆した本に書かれていた呪文を応用していくことで、ゲーム進行に合わせ様々なアイテムが作れるようになります。
作製できるアイテムを増やすには
ゲームを進めていくと、商店に本が並ぶことがあります。
この本を買うと新しいアイテムが作れるようになります。
なぜ本が並ぶのか? 商店の建物の持ち主は町長、町長は魔法使い、あの部屋も町長のもの……。
誰かが町長の蔵書を売り払ってます。悪い子がいたものです
また、レベッカの母親の本を読み進めて作れるようになるアイテムもあります。
これはゲーム進行で勝手に読み進めたり、アイテムを作った回数に応じて読み進めたりします。
アイテム作製の流れ
①作製したいアイテムを選ぶ
作りたいアイテムを選びましょう。材料不足で作れないアイテムは、赤字で表示されます。
タブは、攻撃アイテム/回復補助アイテム/服/素材 の4つです。
ちなみに、どんな効果が発現するか知りたい場合は、「キャラ切替キー」を押すと、効果説明が出ます。自分のプレイスタイルに合ったアイテム、効果を狙っていきましょう。
②素材を選ぶ
素材は、名指しされるものと、ざっくり(カテゴリ)で指定されるものがあります。
例えば「きずぐすり」は瑞々しい苔(=名指し)と、植物類(=カテゴリ)が指定されています。
カテゴリ指定の物は、そのカテゴリが含まれてさえいればいいので、例えば水カテゴリ指定の材料に泥水を指定しても構いません。
なお素材を選ぶと、画面右側の4つあるゲージがアイテムの属性によってのびたりのびなかったりします。
これは属性値ゲージと呼びます。
アイテムには、属性値があります。
例えば、属性値:10(火アイコン、岩アイコン)
の表記があれば、そのアイテムは火属性値および土属性値が10あることを意味します。
選択前後の属性値ゲージの変動量を見るとわかりやすいでしょう。
属性値ゲージは4属性ぶんあります。内訳としては
0~2本・・・アイテムに発現する主効果に影響
0~1本・・・アイテム合成を助ける効果の発動条件(アイテムには付与されない)
0~1本・・・伸ばしすぎると合成に失敗する
アイテム合成に失敗する場合は、属性値ゲージの表記が変わります。よく確認しましょう
失敗でしか作れないアイテムもありますし、失敗しても従属効果は引き継げます。うまく使えば、強い素材を作り出すことができます。
なにも表示されない、線も入ってないゲージは伸ばしても何も起きません。
③いざ合成
必要な素材を選び終えたら、ワンボタンで合成を実行できます。
運要素なんてありません。
④従属効果を選ぼう
素材となったアイテムが持っていた従属効果(個性)を、完成品に引き継げます。
CPとは、アイテムが許容できる魔法の力の総量を示します。
素材となったアイテムの「アイテムLv」の合計値に、(主人公Lv-20)×0.4した値を足した値がCPとなります。
例:きずぐすりを「瑞々しい苔」(アイテムLv4)2つで作製した場合、アイテムLv合計は8。このとき主人公のLvが30だった場合、4加算されCPは12となります。
このCPが許す範囲で、3つまでの従属効果を選び、付与しましょう。
ちなみに、合成したアイテムは技能と同じように装備できます。
アイテム使用にもSPを消費し再詠唱時間も発生します。
ただ一つ技能と違うのは、付与呪文が適用されない点。装備できないようになっています。
アイテムは、同程度の威力の技能より消費SPは多めですが、主効果・従属効果が同じなら消費SPは同じです。
効果の強さは、品質に依存します。品質を高めれば、消費SP据え置きでアイテムを強くできます。
品質は特に意識すると良いでしょう。
付与呪文について
技能をカスタマイズできる装備品です。アイテムには装備できません。
技能に対応するスロットにセットすることで、自動発動します。
効果は大きく分けると
【基本性能を強化】・・・SLvを高めたり、消費を減らしたり、果ては別の技に強化したりできます。ちなみに、通常攻撃「弓射」「斬る」のSLvを上げると威力が上がります。省エネ攻撃技としてどうぞ。
【強化を付与】・・・技能が当たった相手に強化を付与します。攻撃技に付与すると敵を強化してしまいます! 回復・補助技に付与するのが基本です。
【弱化を付与】・・・技能が当たった相手に弱化を付与します。
【追加詠唱する】・・・技能が当たるたびに、追加で技能を発動します。つまり、多段ヒットの技であれば当たった回数だけ発動します。なお追加詠唱発動のたびにSPを消費します。メインに据える場合はSP切れに注意が必要です。
付与呪文で付与する強化、弱化、また追加詠唱で発動する技能の性能は、付与元の技能のSLvに依存します。SLvが高いほうが強くなります。
SLv1に付与した場合、SLv6に付与した場合では性能は大きく異なります。
戦闘システム
2枠2セットの技能を適宜切り替えながら戦うアクションRPGパートです。
本作はレベッカとシャルロッテの2人が操作可能です。状況に応じて切り替えましょう。
難易度選択
【むずかしい】・・・最高難易度です。システムをフルに使い、ひりつく戦いをしたい方向け。
【ふつう】・・・ほどほどの難易度です。はじめて遊ぶ方向け。むずかしい比で被ダメージ0.6倍、与ダメージ1.5倍です。
【やさしい】・・・やさしい難易度です。アクションRPGが苦手な方向けです。むずかしい比で、被ダメージ0.3倍、与ダメージ2倍です。
技能装備の方針
1セットである程度完結するように装備するのがおすすめ。
例えば・・・
セットAに、メイン攻撃技/回復技or回復アイテム
セットBに、サブ攻撃技(メイン攻撃技で対応できない相手に)/補助技(強化等)
のように、片方は使用頻度が高い技、もう片方はたまに使う技とすると、操作しやすいです。
付与呪文は様々な組み合わせが考えられ、一様にこれが良い、とはなりませんが
例えば・・・
「火あぶり+燃えやすい(火耐性低下)」のように耐性を下げながら攻撃したり
「上位技能(再詠唱時間が長い)+圧縮詠唱(再詠唱時間短縮)」のように大技の小回りをよくしたり
「法陣:新緑+攻撃系追加詠唱」のように回復しながら攻撃する・・・
これらの組み合わせはわかりやすく強いので、おすすめです。付与呪文は性能の強弱含め70種類あるので、自分のプレイスタイルに合った組み合わせを探していきましょう。
もちろん、極めに極めた強力なアイテム1本で魔物をなぎ倒すのも良いでしょう。
戦い方
魔物は、一定範囲内に主人公が近づくと察知し、攻撃を放ってきます。
察知範囲>攻撃開始範囲なので、基本的には一撃離脱戦法をとると、攻撃されにくいです。
また、特定の間合いが苦手な魔物も存在します。例えば近距離戦闘向きの技を持たない魔物などがいますので、そういった魔物には近距離戦闘をしかけていきましょう。
連携システム
攻撃技を当て続けると、連携率が上昇します。
連携率が上がると、全技能の威力が上昇します(不思議な力でアイテムも強くなります)。
一定時間技能を当てなかった(頭上の黄色ゲージが無くなった)場合、連携は解除されます。その時の連携率に応じて、SPが回復します。どうにもSPが足りない場合は一旦攻撃を止めるのも手でしょう。
また、操作キャラの切り替えをすると、5秒間1回だけ確定でガード(被ダメージ半減)が発動します。発動すると連携率は若干下がりますが、超強力です。強敵との戦いに役立てましょう!
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