2024年8月1日木曜日

『イルシェラート-Ilshet tot Nostiltowi-』の難易度設定について

 毎度のことながら変なバグが多くて申し訳ないです
(バグそのものは過去作比で減っているけど、今回は修正した時に変なバグ増やしていることが多い、これが良くない)

ところで、今作は前作『ケルリート-Littlewitch of Kelritos-』に続いて3段階の難易度を設けました。
今作の各難易度のコンセプトは

・むずかしい:作者が遊んでちょうどいいくらいの難易度。終盤は(アクションRPGなのに)ワンパン上等、対策をガチガチに講じて殴り合って勝つことに快感を覚える人向け
・ふつう:初めて遊ぶ人向けの難易度。プレイスタイルによって特定のボスに苦戦させられるかもしれないくらいの味付け
・やさしい:文字通りの難易度。苦手な人でも遊べるくらいの調整

前作はその前の『レイユウサイ』がやさしすぎた反動で難易度をスキルビルドゲーにふさわしい高さまで引き上げたところ、「きつい」という声を結構もらいました(投げた報告もあった)。
なお『レイユウサイ』は難易度がやさしいとふつうの二つでしたが、このときはふつうが「作者が遊んでちょっとぬるいかな程度」の難易度でした。

今作のバランス調整をするにあたって、過去2作を踏まえてどうするかを考えたとき、
・ケルリートで難易度むずかしいを選択した人は観測範囲にほとんどいなかったこと
・(ウディコンのコメントを読む限り)難易度がちょっと低いくらいのほうがかえって楽しいと感じる人が多いっぽいこと
・でも難易度低いとシステムをフルに使わなくても勝てちゃう……
この3つから、
「やさしい」「ふつう」は『レイユウサイ』並みにやさしく、「むずかしい」は『ケルリート』並み以上に難しくの方向になりました。

難易度の振り方はダメージ補正で調整しています。
補正量は過去作比でかなり大きくしています。難易度やさしいに至っては、むずかしい比で被ダメージ0.3倍、与ダメージ2倍ですから、強化も何もなしで遊んだとしても、あるおまけボス以外は確定で数発耐え、道中の雑魚敵は1~2発で倒せます。
正直やりすぎくらいにはやさしいのですが、それくらいやさしくないと、苦手な人は遊べないです。本当に。
そもそもアクションRPG苦手な人は触らないんじゃないかと思われるかもしれませんが、ウディコンは苦手なジャンルでも遊ぶ人がいますので……
試しに触ってみて、「敵に近づいてザクザク剣で斬ったり魔法をぶつけたりするの、楽しい」と思ってもらえたらいいな、と思っています。まず入ってもらって、楽しさを見出してもらえれば、今後同ジャンルのゲームのプレイ人口も増えるかな……とか……。

あんまり高尚なことを考えて調整したわけではないですが、結果的にそうなるといいなと思っているのは事実です。

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