次回作は処理の都合上、過去作で使用していたバックログ機能が使えないので、代替として実行中/既読イベントを任意のタイミングで閲覧できる機能を実装することを決めていましたが、この機能に”任意のタイミングでマップを戻れる前提で書いたシナリオ”を成立させるための役割も持たせることにしました。
仕様としては
・(メニュー画面を開ける)任意のタイミングで、機能を呼び出せる
・イベント既読状況で二種類のイベントリストを用意し、サブキーで切り替えられる
(既読かつ完了イベントおよび既読かつ未完イベント、既読かつ未完イベントおよび未読イベント)
→前者はいわゆるバックログの代替、後者は任意のタイミングでマップを戻れる前提で書いたシナリオを成立させるための機能
・機能呼出中は、メニューを開けない
・イベントリストへの追加を拒否できる設定を用意(繰り返し実行NGのイベント用)
・【既存拡張】イベントの起動条件に自身を指定した場合、起動条件を満たしていなくても連続起動先イベントとして実行される(連続起動先イベント=実行中イベントが終わったらすぐ起動するイベントを指す)
・【既存拡張】連続起動先イベントが起動条件を満たさない場合、別のイベントを代替として呼び出させる機能を追加
・既読イベントでのコマンド処理仕様は、過去作のバックログ処理と同等(変数処理みたいな複数回読み込まれるとまずいものは処理しない)
・既読イベントでの変数分岐は、本プレイで通った分岐先を読むようにする
・既読かつ完了イベントでの選択肢は、既読のもののみ表示し、未読選択肢は表示しない
・既読かつ未完イベントでの選択肢は、全ての選択肢を表示する
・既読イベントに連続起動先イベントが指定されている場合、連続起動処理はしない
・既読イベントの途中で未読領域にぶつかった場合は、処理を終了する(バックログ代替を想定)
・未読イベントは、通常起動のイベントと同様のコマンド処理を行い、連続起動先が指定されていれば処理する
他システムとの兼ね合いもあり、実装作業は結構苦労したり楽勝だったりしました。
この機能の画面は今作のレイアウト方針に合わせてシンプルなものとしました。
(サブキー押したら切り替えできることがこれではわからないので案内は入れないといけない)
結局なにができるねんって話ですが、
例えばキーアイテムを入手して、過去できなかったことをリベンジしにいくとか、極端な話、分岐判定前であればバッドエンド行きを寸前で回避できたりします(初見ではわからんけど)
やろうと思えば、サブイベントをねじ込むこともできます。テキスト書き放題です
この機能、やってることはそんな高度なことでもないし、独創的でもなく、でもここにフレーバーを乗せられるとらしさが増していいんですけどね……。
過去作の「できごと」システムと立ち位置が一緒なので、現状はわりあい無機質な補助機能になっています。
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