2024年8月10日土曜日

『イルシェラート-Ilshet tot Nostiltowi-』の難易度設定について②

前回の記事からもう少しだけ掘り下げたもの書いていこうかと思います。

全体を通して
・前半はやさしめに調整
・後半はシナリオ設定に合わせた調整(強くする)
をしています。システムを覚えてもらうためには、前半のボスを少々手ごわくする方が良いと考えていますが、今作はシナリオとの兼ね合いで、こういう調整にしています。

また過去作比で
・道中の敵はやさしめに
・ボスは強めに
この傾向になるようにしています(例外はもちろんある)。
知能バフ+火あぶりでワンパンとか、開幕火焔ばしら十字砲火なんてものはもう、ないんだ……。

今作特有の事情として
・育て方や装備でステータスがわりと違う
・難易度による補正が大きい
ということで鍛えがいが出るように、後半ボスは火力過剰にしています。最高難易度で対策無しだと基本ワンパンです。でも耐える手段はたくさんある。
当たらなければどうということはない+大火力で押し切ってもいいし、防御性能を高めて耐えながらチクチク削ってもいい。
アクションが苦手なら、難易度やさしいにすれば難易度むずかしい比で被ダメージ0.3倍、ほぼ全ての敵の攻撃に耐えられます。

前作『ケルリート』での反省
・ボスの手数が多すぎる(あえてやっていた面はあるにせよ……)
・難易度「やさしい」がやさしくない
お供を呼んでくるボスは、シナリオボスにはほとんどいません。対多数戦はルートによって1~2戦。そして多数を相手取るとき、ボス本体は弱めの設定としています。2体出てくるボスはあるけど……これは多数に入れていません。どっちも本体だよ。
むろん、おまけボス(魔物のすみか:ボス再戦要素)では取り巻きが存在します。やりたい人向けなのでここはそのまま。
難易度「やさしい」は、補正量を増やして難易度「むずかしい」比で被ダメージ0.6倍→0.3倍とし、アクションRPGが苦手でも遊べるように調整。さすがに後半は全体で数回リトライ入ると思いますが、装備を強くするなど、アクションじゃない部分で対応可能。

システムで利用できるものとして
攻撃技を複数持っている敵(あてはまるのはほぼボス)は、間合いで撃つ技を変える
・キャラ切り替え後5秒間は1回だけ確定ガード(ダメージ半減)の「連携防御」を使えばほぼ全ての攻撃は1発耐えられる
過去作よりも、ポジション取りは重要です。遠隔が強いボス、近接が強いボスがいます。
また、キャラのステータス上、レベッカは遠隔が得意、シャルロッテは近接が得意です。ボスに合わせてメインで戦うキャラを切り替えることを、ある程度想定しています

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